企業の方へ
その技術を、
神戸の介護現場へ
販路拡大
開発促進
現場実証 などへ向けて
御社の技術を、
神戸の介護現場へ。
介護事業者と企業を
「つなぐ」プロジェクト
優れた介護テクノロジーを開発・販売されている企業様、また、これから介護分野への参入を目指す企業様。
「自社の製品が、現場のどんな課題を解決できるか知りたい」 「ユーザーである介護事業者の、リアルなニーズや本音を聞きたい」 「製品開発の実証実験や、販路拡大のきっかけを掴みたい」
神戸市介護テクノロジー導入促進プロジェクトは、そうした企業様の情熱と、介護現場が抱える切実な課題とを「つなぐ」ハブとして機能します。
現在募集中・直近開催予定の
イベント情報
- 2025.11.20
- 伴走コンサルテーションに向けたオンライ説明会の申し込みを開始しました。こちらからお申し込みください。
- 2025.11.01
- 令和7年度プロジェクトが開始されました。今年度も本プロジェクトをよろしくお願いします。
- 2025.01.29
- 2月21日(金)に報告会&交流会を開催します。詳細はこちら。
- 2025.01.06
- 12月19日に実施した第8回交流会の記事をアップしました。詳細はこちら。
- 2024.12.23
- 体験会&交流会(12/19)が無事終了しました。多くの方にお越しいただき誠にありがとうございました。
- 2024.11.01
- 12月19日(木)に交流会&ワークショップを開催します。詳細はこちら。
- 2024.09.01
- 8月7日、8日に実施した企業見学会&交流会の記事をアップしました。詳細はこちら。
- 2024.08.14
- 体験会&交流会(8/7, 8)が無事終了しました。多くの方にお越しいただき誠にありがとうございました。NHKの取材が入り、8/13のニュースにて放送されました。NHK神戸放送局のホームページでも掲載されておりますのでご参照ください。
- 2024.06.10
- 8月7日(水)、8日(木)に体験会&交流会を開催します。詳細はこちら。
- 2024.04.01
- 令和6年度プロジェクトが開始されました。今年度も本プロジェクトをよろしくお願いします。
- 2024.02.01
- 本プロジェクトの令和5年度報告会&交流会を3月4日(月)に開催します。詳細はこちらをご覧ください。
- 2024.01.15
- 令和5年度のニーズ調査を行います。詳細につきましては事務局へお問い合わせください。
- 2024.01.08
- 12月7日に実施した企業見学会&交流会の記事をアップしました。詳細はこちら。
- 2023.12.29
- 11月22日に実施した第2回介護テクノロジー体験会&交流会の記事をアップしました。詳細はこちら。
- 2023.11.06
- 介護の質、生産性を考えるための企業見学会&交流会を12月7日(木)に開催します。詳細はこちらをご覧ください。
- 2023.09.20
- 次回のイベント日程を11月22日(水)へ変更し、介護事業者様がすぐに活用できるセミナーを準備いたしました。詳細はこちらをご覧ください。
- 2023.09.01
- 次回のイベントは
10月18日(水)11月22日(水)に開催を予定しています(2023.09.20訂正)。詳細は追ってお知らせします。 - 2023.08.26
- 8月25日(金)に介護テクノロジー体験会&介護事業者と企業の交流会を開催しました。
ご参加いただいた皆さまありがとうございました。詳細はこちら。 - 2023.07.20
- 令和5年度第1回介護テクノロジー体験会&交流会の募集を開始しました。
開発、販路拡大、
ネットワーキングまで。
御社のニーズに応える
神戸市のサポート
本プロジェクトでは、企業様の「知りたい」「試したい」「つながりたい」という様々なニーズに応えるための、具体的な「場」と「ツール」をご用意しています。
1. 自社製品の認知度を高め、介護事業者と出会う
【ご活用ください → 機器紹介シート & 体験会】
介護事業者が導入を検討する際、比較検討のベースとなるのが、本プロジェクトHPで公開する「介護テクノロジー機器紹介シート」です。プロジェクトに参加登録のうえ、本シートをご提出いただくことで、導入意欲の高い介護事業者へ、オンラインで継続的に製品を紹介する機会につながります。
また、令和8年度に開催する「体験会」は、来場した介護事業者や一般の方へ、直接デモンストレーションを行い、体験利用を促す絶好の機会です。
※体験会へのご出展は、会場のキャパシティの関係上、ご希望のすべての企業様にご参加いただくことが難しい場合がございます。あらかじめご了承ください。
2. 製品開発に不可欠な「介護現場の生の声」にアクセスする
【ご活用ください → 導入経過調査レポート】
本プロジェクトでは、介護事業者への訪問やアンケート等を通じ、介護テクノロジー機器に対する「導入経過調査」を定期的に実施します。
「なぜ導入が進みづらいのか」「現場が本当に求めている機能は何か」。これらの要因を可能な限り定量的かつ体系的に分析した結果(およびその解決策)は、プロジェクトに参加登録いただいた企業様限定で共有いたします。ぜひ、今後の開発・販売活動の貴重なフィードバックとしてご活用ください。
3. 介護現場への「導入・定着」ノウハウを得る
【ご活用ください → 介護テクノロジーの導入の手引き(企業編)】
本プロジェクトがこれまでのノウハウを元に作成した「介護テクノロジーの導入の手引き」には、介護事業者編と【企業編】があります。
【企業編】は、企業様が介護事業者と「伴走」しながら、導入や現場定着を支援するための具体的な手順をまとめたものです。単に製品を販売するだけでなく、導入を成功に導く「パートナー」として介護事業者に選ばれるためのノウハウが詰まっています。
4. 介護事業者や他企業との強固なネットワークを構築する
【ご活用ください → 意見交換会】
介護事業者、開発企業、一般の方など、参加者の垣根を越えて情報交換を行う「意見交換会」を定期開催しています。
お互いの立場や課題を深く知り、協力し合えるネットワークを構築するための場です。これまでも施設見学会などを実施し、「現場のリアルな課題が理解できた」「異業種との協業のヒントが得られた」と大変好評をいただいています。
企業様にご活用いただける
3つのサービス
上記のサポートは、以下の3つの具体的なサービス(無料)を通じて提供されます。
1. 相談支援窓口(開発・マーケット規模のご相談も)
介護テクノロジーの開発、販売、市場規模などに関する企業様のあらゆる疑問やご相談に、専門の相談員が無料でお応えします。
また、本窓口には介護事業者からも「導入したいが何から始めればいいか」「メーカーに聞きづらいことを教えてほしい」といった切実な相談が寄せられます。こうした「顧客の生の声」に触れる場としてもご活用いただけます。(Webフォーム、または窓口(要予約))
オンラインでのお問い合わせはこちら
相談窓口へのお問い合わせお電話/FAXでのお問い合わせはこちら
TEL|078-862-8503
FAX|078-862-8508
2. 伴走型コンサルテーション(機器提供者として参画)
これは、神戸市内の介護施設(年間10施設程度)を対象に、導入計画から効果検証までを専門家が「無料」で徹底的に支援するプログラムです。
企業様には、このプログラムに「機器提供者」としてご参画いただく道が開かれています。専門家と一体となって、実際の介護現場で自社製品の「導入実証」や「効果検証」を行える、またとない機会です。
実施期間(例)
説明会(介護事業者向け):2026年1月15日(木)オンライン開催
対象施設の募集・選定:〜2026年3月上旬
伴走支援(実証期間):2026年4月〜2027年2月(予定)
ご利用方法:機器提供者としての参画にご関心のある企業様は、まずは「相談支援窓口」へお問い合わせください。
伴走型コンサルテーションの
オンライン説明会はこちら
お申し込みページへ
3. 体験会・意見交換会(ユーザーと直接対話する場)
介護事業者や一般の方々が最新技術に触れる「体験会(第1部)」と、出展企業と参加者が直接交流する「意見交換会(第2部)」の2部構成イベントです。
企業様にとっては、製品を直接アピールし、その場でユーザーの反応を得られる貴重な機会となります。
【イベント概要(予定)】
日時:令和8年(2026年)7月30日(金)
会場:No Lift Labo(一般社団法人日本ノーリフト協会) (住所:兵庫県神戸市兵庫区駅南通5丁目1-2 健康ライフプラザ5階)
体験会出展企業数:15社/回 程度を予定
ご利用方法:体験会への出展を希望される企業様は、まずはプロジェクトへの参加登録をお願いします。(参加登録をされた方に別途ご案内します)
プロジェクト参加登録はこちら
これまでに本プロジェクトのイベントに参加された企業様は
すでに登録されておるため、再度の登録手続きは不要です。
プロジェクトから見えた
「導入の壁」と「成功のカギ」
これまでのプロジェクトの活動を通じて判明した、介護現場特有の「導入の壁」と、それを乗り越えるための「カギ」を、参加企業の皆様と共有します。
カギ①:納得性のある「コスト効果」の説明が導入を左右する
介護施設にとって、導入の最大のハードルは「コスト」です。しかし、初期費用や運用コストに見合う「効果」—例えば、業務負担の軽減、ケアの質の向上、人材の定着—を企業側がしっかりと説明できれば、「出費」は「未来への投資」として評価されます。
企業様が主催する意見交換会などで、現場の「本音」に触れ、具体的な悩みやニーズを深く把握することが、信頼関係の構築と、製品の改善につながり、結果として導入の成功率を飛躍的に高めます。
カギ②:現場が考える「テクノロジーで代用すべきでないケア」の真意
本プロジェクトの調査では、介護職員が「テクノロジーで代用すべきでない」と考えるケアとして、「食事やコミュニケーション」「排泄・入浴」などが多く挙がりました。これらは「人らしさ」や「プライバシー」の象徴です。
しかし同時に、介護テクノロジーを「一度は導入した方がよい」「試してみるべき」と、領域を限定せずにボーダレスに捉える意見も決して少なくありません。
重要なのは、施設ごとのポリシーや理念に基づき、どこまでテクノロジーを活用すべきか(=人のケアをどうサポートすべきか)を、企業と現場がじっくり対話しながら決めていくことです。この視点が、製品開発と提案の大きなヒントとなります。
カギ③:「説明不足」は導入失敗の元。44%の事例が示す教訓
本プロジェクトが神戸市内の介護事業者を対象に行なった調査によると、介護テクノロジーの導入失敗事例の約44%が「事前の説明不足」に起因していることが判明しました。
「スタッフの知識・習得不足で使いこなせない」 「なぜ使わなければならないか、その効果が理解できていない」
こうした「説明不足」は、本来の効果が発揮されないばかりか、現場全体の不信感を生み、重大な機会損失に繋がります。ある施設からは、最新機器が導入されたにもかかわらず操作方法の説明が不十分だったため、「どう使うのか分からず、毎回混乱してしまう」という声が上がり、結局、機器が現場に適応しなかった実例も報告されています。
企業様には、製品の「機能」を説明するだけでなく、導入によって「現場がどう変わるのか」を伝え、信頼関係を築く下記のような取り組みが求められます。
- 体験会や説明会を充実させ、操作方法を分かりやすく丁寧に伝える。
- 現場とのコミュニケーションを強化し、疑問や不安を迅速に解消する。
- 導入後も定期的なフォローアップを行い、信頼関係を維持・強化する。
まずは
「プロジェクト参加登録」から
介護現場の課題を、テクノロジーの力で解決したい。 本プロジェクトは、そうした高い志を持つ企業様の「挑戦」を、神戸市が「中立的な立場」から全力でサポートする取り組みです。
まずはプロジェクトへご参加登録いただき、介護現場のリアルなニーズや、志を同じくする仲間たちとつながる第一歩としてください。 皆様のご参加を心よりお待ちしております。
プロジェクト参加登録はこちら
これまでに本プロジェクトのイベントに参加された企業様は
すでに登録されておるため、再度の登録手続きは不要です。
ご参加の流れはこちらをご覧ください。
